有限会社タケマ自動車さま

「スマホで撮ってそのままアップ、
時間もストレスも大幅削減です」

有限会社タケマ自動車 代表取締役 竹間与浩さん

修理画像の損保・共済との共有がフロント業務の負荷に
アジャスターから「修理画像が足りない」との指摘も

神奈川県藤沢市のタケマ自動車は、ディーラーからの入庫台数が年間1200台に及ぶ自動車修理工場です。事故車修理費見積りシステム「コグニセブン」や「コグニフォトベース」を長年活用しています。

近年の課題は、事故車の写真枚数が増えたことと、その管理です。不適切な修理による事例が世間を騒がせて以降、保険会社に送る写真の枚数は確実に増えていました。

同社代表取締役の竹間与浩さんはこう話します。「損保へ写真を送るには、まずデジタルカメラをパソコンに接続して写真をパソコンに保存します。次に日にち・ナンバープレート・お客様名でフォルダを作成し写真を移動します。フォルダ名で管理するのは、後で画像を探しやすくするためです。ここまでしてようやくコグニフォトベースに写真をアップロードできる準備が整います。1日に5、6台ある入庫のたびに発生する一連の作業が負担になっていました。」

一時は撮影枚数を減らすことも考えたそうですが、損害調査を行うアジャスターから必要な写真が足りないと指摘を受けるなど、不十分な対応も生じていたのが実態でした。

スマホで撮影、そのままアップロード
時間は10分の1、心理的ストレスも大幅ダウン

そこで、同社が導入したのが、スマートフォンの無料アプリ「コグニフォトベースモバイル」です。アプリがコグニフォトベースと連携するので、写真の撮影からアップロードまでの時間が劇的に短縮しました。

使い方はとても簡単。アプリを開いて事故車のナンバーを読み取ると、そのナンバーのアルバムがアプリ上に作成されます。あとはガイドに沿って撮影するだけ。例えばバックパネルの損傷であれば、カメラアイコンをバックパネルに向けると、周囲5方向(車体の後部正面、斜め45度(左右)、横90度(左右))を順に撮影するよう促してくれます。また、局部的な損傷写真、車検証やコーションプレート、コーティング保証書、着工中や完了後の写真も追加可能。最後に、画面を3回タップするだけでアルバムごとコグニフォトベースにアップロードされます。

「従来のようにパソコンへの転送やフォルダ管理の手間が省けましたし、心理面の負担も一気に減りました。デジカメとパソコンを使っていた時と比べると、作業時間は10分の1程度。それが年間1200台分削減されるわけです。人材不足の中、コグニフォトベースモバイルには大きな可能性を感じています」(竹間さん)

着工中の細かな場面も確実に記録し、工賃説明の強い味方に
写真の管理が楽なので、クレームにも素早く対応できます

時間短縮のほかに、アジャスターの心証が良くなったことも一つのメリットです。「撮影した写真が自動的にフォルダに格納され、全くの手間いらず。そのため、着工中の様子も枚数を気にせず事細かに撮影するようになり、それが工賃に対する裏付けとなって説得力が増しています。アジャスターも手続きを進めやすくなったようで、その分協定が早くなりました。」(竹間さん)

また、さまざまな画像を撮影することが結果的に「自己防衛」につながるそうです。同社ではコグニフォトベースモバイルを導入後、修理箇所以外の傷に対し「着工中に付いたのでは?」と、オーナーからクレームが2件寄せられたそうです。着工前に撮った5方向の写真を確認したところ、どの傷も元から付いていたことが判明しました。

「今より写真を撮影していなかった頃であれば弁解できていなかったと思います。不測の事態に備える意味でも数多くの写真を撮影しておくことは、すべての自動車修理工場にとって重要です。」(竹間さん)

業務効率化はもとより、国土交通省のガイドラインの順守や協定の円滑化、自己防衛にもつながるコグニフォトベースモバイル。入庫台数が多い工場から少人数の家族経営の工場まで、「導入するメリットは十分にある」と竹間さんは考えています。

有限会社タケマ自動車
〒251-0013 神奈川県藤沢市小塚393-1
TEL:0466-25-1265

事例紹介

実際に製品・サービスを導入している企業へインタビューをしました!