新しい、主力商品を。
新しい、コグニビジョンを。
デジタル推進部 課長代理 H.O 2011年キャリア入社 工学部 機械システム工学科 卒
未来に責任を持つ、
プロダクトオーナー。
2018年に開設されたばかりのデジタル推進部。そこが私の仕事の舞台です。手がけているのは、コグニビジョンの次の主力商品となりうる新システム。私はプロダクトオーナーとして最終的な仕様決定を委ねられ、最上流からの開発をチーム一体となって進めています。ルールや制約は少なく、基本的には自由に考え、実行できる。裏を返せば、これほど責任の大きな立場もありません。すばやい決断を求められる一方で、私の一言がシステムの行く末を決定づけてしまうこともある。プロジェクトが進めば進むほど、タスクが増え、部門間の調整も増えていく。期待の大きなシステムだけに、お客様からもさまざまなリクエストが集まってくる。すべてが挑戦です。でも、だからこそのやりがいを、時間に追われながらも噛みしめています。
5年分のくやしさを、
力に変えて。
くやしい思い出です。まだ入社2年目の頃、とあるプロジェクトに加わりました。5年あまりをかけて開発を進め、クライアントへの導入目前までこぎつけたところでまさかの中断。いくつかのトラブルが予測され、それを完璧に回避できるかどうかが危ぶまれたためでした。ただ、プロジェクト自体は高く評価され、私は社内表彰を受けることに。また、この時に得たさまざまな知見は、開発中の新システムにもきちんと生かされています。いま思えば反省すべき部分もたくさんありますが、それを単に失敗と捉えず、きちんと次につなげていかなければ。また、結果だけではなくプロセスをきちんと評価した上で、私を新たにプロダクトオーナーとして起用してくれたコグニビジョンの懐の広さを、改めて実感できました。
最上流であること。これは、私がコグニビジョンへのキャリア入社を決心した最大の理由でもあります。前職もシステム開発だった私。設計や実装の経験は積んでいましたが、さらに上流をやってみたいという想いがありました。「それなら、商品企画がいいと思う」。そんな配属先提案も、切り出したのはコグニビジョンのほうから。自動車業界をまるで知らないという不安はあったものの、この会社なら信じられる。そう直感したことを覚えています。入社直後から主力商品に関わり、いまでは思い描いていた通りの最上流へ。このプロジェクトは、コグニビジョンの未来はもちろん、私自身の未来にもつながる重要な経験だと考えています。その意味でも、必ず成功させたいと思います。今度こそ。
土日出勤をしたことがありません。時代もあるのでしょうが、前職では休日返上も珍しくなかったのに。きちんと休める環境になって気づいたのは、むしろそのほうが仕事にとってはプラスだということです。物事に追われすぎると、逆さになってもアイデアが出てこない。開発は時間との戦いですが、それでもちゃんと休むことで、頭は動き出す。その意義をしみじみと知りました。また、社外セミナーを自由に受講できるのもうれしさのひとつ。交渉やヒアリングの場面が増えてきた私は、ロジカルなプレゼントークを学ぶ講座を受けました。休もうと思えば休める。学ぼうと思えば学べる。自分自身で主体的に環境を整えていけることが、オンとオフ両方の充実につながっていると思います。
“理想を、市場へ”
新システムを最高の形で商品化し、胸を張って市場へ投入すること。そしてもちろん、ユーザーから高い評価をいただくこと。いまの私にとって、これを超える目標はありません。私自身が全力を注ぐことはもちろん、チームとしての一体感をさらに増し、全員の総力で確実にやりとげたい。それが、ステークホルダーとの約束を守ることでもあると思っています。
9:00-
出社。週に1度か2度は朝会を開き、チーム内でタスクについての認識を合わせたり、課題共有を行います。
10:00-
デスクで情報を整理したり、企画書のたたきとなるインプット資料をまとめたり。
11:00-
デスクワークでまとめた資料を手に、企画チームのミーティングへ。さまざまな事項を検討し、レビューを行います。やるべきことは多いですが、だからこそ活発に、和気藹々と。
12:00-
ランチは自分の席で、奥さんの手作り弁当をいただきます。
13:00-
今度は開発チームでの打ち合わせ。取り入れるべき技術の検討など。
15:00-
データ開発部との打ち合わせ。新システムではデータの作成手法も大きく変わるため、念入りにすり合わせを。
17:00-
デスクに戻って自分のタスクを消化。雑務も片付けます。
18:00-
退社。
おいしいものが大好きです。食べるのも、作るのも。休日には、豪華な食材を仕入れて腕をふるったり、奥さんを連れて、赤坂のお気に入りの寿司屋に行ったり。つい先日は、土日祝と有給休暇をつなげて4連休にして、ホテルのビュッフェを巡って過ごしました(そのホテルも、福利厚生の一環で泊まれる場所だったりします)。旅行も大好きなので、年に数回は出かけています。観光して、温泉に入って……でもやっぱり最後は、おいしいものを味わいながら、お酒を楽しむのがたまりません。